Get Started
入門ガイドのチュートリアルは、Agentria入門者向けに、基本的かつ重要な手順を扱います。
本チュートリアルでは、Slackノードを有効化し、Slackワークスペースと連携したボット(Bot)を追加してメッセージを送信するアビリティ(Ability)を実際に作成して実行します。
事前準備
開始するには、Agentria でプロジェクト(Project)を作成し、アビリティのキャンバス(Canvas)へ移動します。
キャンバスへの入り方は、🔗3ステップ コアガイド のステップ1(プロジェクト作成とコンポーザー選択)を参照してください。
本チュートリアルを完了すると、次のことができるようになります。
ノード(Node)を追加する
スタートノード(Start Node)で変数を宣言する
ノードを接続する
Slack クレデンシャル(Credential)を登録する
Slack アプリを追加してワークスペースと連携する
Slack ノードでクレデンシャルを設定する
Slack ノードでボットメッセージを設定する
アビリティテストでワークフロー(Workflow)の実行結果を確認する
ステップ1:Slack OAuth とクレデンシャルを作成
Slackノードを使用するには、Slackが提供する認証キーをもとにクレデンシャル(資格情報)を設定する必要があります。
Slackのアクセストークンは、OAuth(Open Authorization)フローを経て発行されます。
Slack OAuth の作成が初めての場合は、🔗Slack クレデンシャル のガイドを参照してください。

クレデンシャルは、システムやサービスにアクセスするためにユーザーを認証する際に必要な資格情報です。
本チュートリアルでは、クレデンシャル登録時のテンプレートを Slack に設定します。
ステップ2:Slack ノードを追加

キャンバス下部の +ノード追加(Add Node) ボタンをクリックし、サイドバーのツール(Tools)カテゴリで Slack ノードを選択して、ドラッグ&ドロップ(Drag and drop)で配置します。
ノードの上にマウスを置き、編集アイコンをクリックしてオプション画面を開きます。
ノード名を Send Slack Node に変更します。
Slackノードは Send / Update / Delete / List などを選択できるため、運用設定に合わせてノード名を調整して使うことをおすすめします。
ステップ3:入力変数の宣言

Agentria のキャンバスには、基本的に スタートノード(Start Node) と エンドノード(End Node) が1つずつ配置されています。
スタートノードは全体の流れを開始します。
エンドノードは全体の流れを終了します。
スタートノードをダブルクリックするとノードエディタが開き、型・名前・説明を設定できます。
本チュートリアルではボットメッセージを送信するため、型は String にし、変数名を次のように設定します。
ChannelText
宣言が完了したら、キャンバスに戻ります。
ステップ4:エッジでノードを接続

スタートノードで入力した変数を Slack ノードで使用するため、エッジを使って2つのノードを接続します。
スタートノード右側のアウトピン(Out-Pin)を、Slackノード左側のインピン(In-Pin)に接続します。
これにより、スタートノードの入力値が Slack ノードへ渡されます。
ステップ5:Slack ノードを設定

Slackノードをダブルクリックするとノードエディタが開きます。
事前に登録した Slack クレデンシャルを選択して読み込みます。
Slackノードはタスク(Task)設定で、ボットをどのような方式で利用するかを選べます。
本チュートリアルはボットメッセージ送信が目的のため、Send Message を選択します。
ボットメッセージを送信するため、スタートノードでチャンネル名(Channel)とメッセージ内容(Text)を変数として宣言しました。
入力値を受け取って使うには、アダプター(Adapter)変数を選択する必要があります。
Show Optional Variables ボタンをクリックし、+Add Optional Variables をクリックすると、Slackで利用できるさまざまなオプションを確認できます。
本チュートリアルで選択する変数は次のとおりです。
channeltext
ステップ6:ドラッグ&ドロップで変数をバインド

Agentria ではコードを書かずに、ドラッグ&ドロップで変数を簡単に呼び出せます。
入力欄の変数とアダプター変数を名前に合わせて接続します。
channel:
Channeltext:
Text
Slackノードはデフォルトで JSON 形式の出力を返します。
ステップ7:Slack プログラム設定
7-1)チャンネルIDをコピー

本チュートリアルは Slack デスクトップ(PC)版を基準に進めます。
Slackアプリで、ボットを使用するチャンネルまたはダイレクトメッセージ画面に入ります。
画面右上の その他 アイコンをクリックします。
チャンネルの詳細を表示(Open channel details) をクリックします。

ポップアップが開いたら チャンネルID(Channel ID) をコピーします。
コピーした値は ステップ8 で使用します。
7-2)ボットを招待

🔗Slack クレデンシャル ガイドに沿って進めると、メッセージを送信する Slack ボットを設定できます。
設定したボット名を使って、チャンネルまたはダイレクトメッセージ画面でボットを招待します。
ボット名は、🔗Slack API サイト の App Home タブで確認できます。

メッセージ入力欄でボット名を @名前 形式で検索し、Enterキーを押してメッセージを送信して招待します。
ポップアップで チャンネルに追加(Add to Channel) ボタンをクリックします。
うまく進まない場合は、Slack APIサイトの App Home タブで Always Show My Bot as Online トグルを有効化してから、招待を再度試してください。
ステップ8:ノードテストを実行
設定が完了したら、エディタ内の入力欄にある テスト(TEST) ボタンを押してノードテストを実行できます。
ノードテストとは、ノードエディタで個別に行える確認作業です。
これによりノードが正しく構成されていることを確認してから他のノードと接続できるため、エラーを最小化し安定したフローを構築できます。
入力欄に channel と text を入力して テスト(Test) を実行すると、出力変数 result に送信情報が反映されます。
channel には ステップ7-1 でコピーしたチャンネルIDを入力します。
text にはボットで送信するメッセージ内容を入力します。

ボットを招待しておいたチャンネルまたはダイレクトメッセージにボットがメッセージを送信できたら、ノードは正常に構成されています。
ステップ9:エンドノードに接続

Slackメッセージ送信の出力をエンドノードへ渡します。
キャンバスに戻り、Slackノードとエンドノードをエッジで接続します。
エンドノードをダブルクリックしてノードエディタを開き、Object型の Result 変数を追加します。
Slackノードの出力を含む result 変数を選択またはドラッグ&ドロップで、エンドノードの Result 変数に接続します。
これで「Slackメッセージ送信」ワークフローが完成しました。
ステップ10:アビリティテストでワークフロー全体を実行
キャンバス右下の テスト実行(RUN TEST) ボタンをクリックすると、完成したワークフロー全体を実行できます。
入力欄に channel と text を入力して テスト実行(RUN TEST) を実行すると、Result に送信情報が表示されます。
ボットを招待しておいたチャンネルまたはダイレクトメッセージにボットがメッセージを送信できたら、ノードは正常に構成されています。
次のステップ
🎉 おめでとうございます! Agentria を使って「Slackメッセージ送信」ワークフローを完成させました。
これから様々な運用設定を適用して結果を確認し、変数を追加してワークフローを拡張してみてください。
Agentria は、アイデアを現実に変える可能性の空間です。
あなたのアイデア次第で、ワークフローは無限に広がります。
より多くのアビリティ例が気になる場合は、🔗アビリティ ガイド をご確認ください。
エージェント例が必要な場合は、🔗エージェント ガイド をご確認ください。